旅の思い出

ホーム

サイト紹介

はれのくに

国内の旅

鉄の旅岡山

遍路歩き旅

海外旅行

伝統こけし

マイブログ

ゴア・ガジャ遺跡

 

ごちゃごちゃとした町中の渋滞道をやっとの思いで抜けると、「ゴア・ガジャ」がある。

11世紀頃のヒンドゥー遺跡 ゴア・ガジャは、今から80年余り前にオランダ人により発見されたと言う。

凡そ一世紀前までは、この辺りはまだ鬱蒼とした亜熱帯林に囲まれ、その神秘な姿を隠していたことになる。

 

305003.JPG

305004.jpg

305011.JPG

 

305012.JPG

bali411

305031.JPG

 

305035.JPG

305033.JPG

bali412

 

305041.jpg

305043.JPG

bali413

 

六人の女神のレリーフが残る沐浴場は、日本人の目から見ると珍しく興味深い。

広場の奥に洞窟がある。入り口の巨大な顔の彫刻が不気味な「象の洞窟」だ。

少しひんやりとする洞窟の中には、ガネーシャと呼ばれる学問の神様が祭られているらしい。

 

305051.JPG

305027.JPG

305061.JPG

 

見学を終え、再び車に乗った。車を降りて、歩くたびに汗をかき、しきりにハンカチで拭っているものだから、現地ガイドが「暑いですか?」と何度も聞いてくる。そのたびに「暑い!」と答えていた。ガイドは、「今はそんなに暑くない」とは言っているが、暑がりの私にはこの湿度の多さに閉口していた。車のエアコンが効き始めるとホッとする。

 

「高原は私たちには寒いところ」ガイドが首を竦めながら言った。

標高が1500mを超すと言われているから昼間でも涼しいらしい。そんな涼しいところなら大歓迎だ。

次は、そのキンタマーニ高原を目指した。

 

 

キンタマーニ高原

 

緑濃い田園地帯を過ぎ、道の両側のお店が途切れてくるとやがて道は上りにかかる。

暫くすると突然大粒な雨が落ちてきた。道の先には真っ黒な雲が低く垂れ込めて、行く手を阻んでいるかのように見える。

「高原も雨かも・・」ガイドがこぼした。雨が降って視界が悪いと折角の絶景が見られないと心配しているのだ。

登るにつれ雨は益々激しさを増していた。

 

305081.JPG

bali421

305083.JPG

 

306051.JPG

306053.JPG

306091.JPG

 

「もう直ぐ×××に着く。(多分お店の名前を言ったと思うがよく聞き取れなかった)そこで昼食だ」、ゴア・ガジャから40分余り走っていた。本道を外れ、その駐車場に滑り込んだ瞬間、不思議なくらいタイミングを合わせたように雨が止んだ。雲がすごい勢いで流れている。車を降りるとひんやりとした冷気が心地良い。

 

物売りが群がってきた。Tシャツやブレスレット、ネックレスなどを下げて「いらないか?」と纏わり付いて来る。

「いらない」と振り払い、建物の前の10段ほどの階段を上ると左手に展望台が有った。

アメリカ人らしい女性のグループが記念撮影に余念が無く、暫く下で空くのを待つ。

 

306000.JPG

306003.jpg

306005.JPG

 

306006.jpg

306007.jpg

306009.JPG

 

bali422

bali423

306002.JPG

 

素晴らしい景観が迎えてくれた。雲が切れ、正面にバトゥール山がくっきりと見える。山は、長い裾野を引いてその先をバトゥール湖に落としていた。溶岩の流れた跡が、刷毛で引いたように黒くくっきりと流れて見える。先ほどまで雨を降らした雲は、切れ切れになり、流れ、隙間からは青空さえも見えてきた。雨に洗われた緑が生き返ったかのように鮮やかに輝いている。

 

暫くこの絶景に見とれ、写真の撮影に夢中になっていた。時計を見るともう30分ほどしか時間が無い。急いで昼食に向う。

この絶景を見下ろすレストランでの昼食は“インドネシア料理のバイキング”だ。このインドネシア料理を楽しみにしていた、と言っても雑誌で見て知っただけでは有る。インドネシア風チャーハン・ナシゴレンや具沢山のミーゴレン、串焼きのサテなどは是非食べて見たい。

 

 

インドネシア料理

 

直ぐ横のテーブルに、見なれた顔の日本の若い女性が二人、既に食事をしていた。この二人とはバロンダンスの会場、買物をしたアジアン雑貨の店、その先の銀細工店でも顔を合わせていた。乗り廻る車こそ違うが、どうやら同じ旅行会社の、同じオプションツアーと言う事らしい。中央に設けられた料理テーブルの前で、例の二人連れの女性と一緒になった。先方も我々と同一行程を意識していたのか、お互い軽く会釈を交わす。

 

そのとき女性の一人が「アレッ」と言って足元を指さし固まった。「何?」ともう一人の女性が指先を見た。

後ろに付いていた私もつられて料理テーブルの足元を覗き込んだ。何か小動物の頭が覗いている。

何だろうと思った瞬間、その小動物が正体を現し、突然反対側のテーブルの下に駆け込んだ。

と、その直ぐ後を追うようにもう一匹同じ小動物が駆け込んだ。「ネズミ・・・・」と言ったまま女性は絶句した。

 

bali431

306023.JPG

bali432

 

嫌なものを見てしまった。折角今まで「美味しい、美味しい」と箸をすすめていたのに・・・。

すっかり食欲が萎えてしまった。コーヒーとデザートに取り替えて席に戻った。

まだ美味しそうに食事をしている家人に、今見た光景を話そうか、話すまいか逡巡した。「もうデザート?」と言う妻に、「ああ、もう充分・・・」と生返事を返した。ネズミの話は車に乗ってからさりげなくして見よう・・とそのとき思った。

 

 

バイクのジュース

 

到着した日空港からホテルに向うラヤ・ウルワツ通りの両側には、深夜にも関わらず沢山の店がまだ灯りを灯していた。

そんな店先には、必ずと言っても良いほどに、2メートル四方位の大きさの棚が立ち、そこになにやら液体の入ったビンを並べていた。

裸電球の元では暗くてよく解らないが、色が薄いパイナップルジュースのようにも見える。

何だろう、トロピカルジュースか何かだったら一度飲んで見たいものだと思っていた。

 

306094.JPG

306097.JPG

307083.JPG

 

バリの道路は、空港に近い幹線道路こそ広々としているが、地方に向うとその殆どが片側一車線となる。

信号機を見かけることは余り無い。車道の幅も日本のそれと比べると、どこも少し狭いようだ。その車線の横に地道の路肩が有り、それが両側に構える店先へと続いている。その店先にも同じような棚が置かれ、ビンが並んでいる。

どの店も一様に同じ向きでこの棚を置いている。よくよく見てみるとその液の入ったビンの形、大きさが若干違っている事に気付く。

 

現地ガイドに聞いてみた。「あれはジュースか?だったら飲んで見たいのだが」

ガイドが大声を出して笑った。「あれは、バイクが飲むジュースだ」バイク用のガソリンを店先で売っていると言う。

 

307081.JPG

307086.JPG

307085.JPG

 

bali441

bali442

bali443

 

キンタマーニ高原からの帰り道夕方のラッシュに遭遇した。余り広くない道路で車に紛れて走行する夥しい数のバイクに出会った。

現地の人の通勤は殆どがバイクらしい。バリではまだまだ車は贅沢品で、一般家庭には普及していない。

バイクが足だ。したがって通勤は元より、休日に買い物などに出かけるときは家族を乗せて行くらし。そのため、バイクはどの家庭にも一台は必ず有ると言う。

 

「二人乗りは当たり前、四人乗って走るよ」とガイドが教えてくれた。

お父さんがハンドルを握り、その足の間に子供を立たせて乗せる、後ろの荷台にお母さんが子供を抱えて座ると四人乗りと成る。

そんなわけで町にはバイクが溢れている。観光ツーリングも多いから店先で“バイクのジュース”が売られているのであろう。

それにしてもガソリンが、いたるところに本当に無造作に、普通に並べて売られている事には驚かされる。

 



 

| ホーム | 海外旅行 | このページの先頭 |

 

(c)2010 Sudare-M, All Rights Reserved.

 

inserted by FC2 system