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バリ舞踊「バロンダンス」

 

バリでは、「バロンダンス」「ケチャッダンス」「レゴンダンス」が三大ダンスとして知られている。

これらはインドネシアの伝統的な打楽器、ガムランの幻想的な旋律に合わせ、煌びやかな衣装で舞うダンスだ。

バリ・ヒンドゥー教への信仰と密接に結びつき、独特の文化として寺院での祭礼や儀式の中で営まれ、今日に引継がれてきたと言う。

 

この旅行中、幾つかのバリ舞踊を見学した。島内観光で、最初の訪問場所がホテルからは余り遠くないバロンダンス場であった。

狭い道路には観光客向けの送迎自動車が犇き、会場の直前まで車が着けないため、遠くで降ろされた見物客が、狭い歩道を溢れるようにダンス場に向かい歩いていた。

 

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柱を組み上げ、屋根を被せたような半オープンの建物の中央に寺院を模ったセットが設えてあり、自然の光が明るい照明となってステージを照らしている。ステージに向かってそれを囲むように竹製の椅子がいくつも置かれている。

到着したときには、既に多くの観光客がその椅子に腰を下ろし、開演を待ちわびていた。

 

やがてステージ左手からガムランの音色が聞こえ、それを機に中央から聖獣・バロンが顔をのぞかせると、観客からは「おおっ!」と言う感嘆の声が上がり、一斉にカメラのフラッシュが瞬いた。

 

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善を象徴するバロンと、悪の象徴である魔女ランダの果てしない戦いをベースに、物語は進行しているらしい。

会場に入場する折、日本語で書かれたストーリーの説明書を渡された。

ステージの進行に合わせ、その説明書きを読みながら、ストーリーの理解を試みるが、ステージで演じられている事と、書かれている事が一致していない部分も有り、なかなか付いて行くことが難しい。

 

バリの世界観では、「善悪」などは、二つの相反するものが上手くバランスをとって保たれていると考えられているらしく、物語もバロンとラダンの勝負は決する事も無く終わってしまう。

 

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バリ舞踊「ケチャッダンス」

 

この日の夕方には、「ケチャッダンス」を見た。

「火を使う踊りだから、一番前より、二三段目の席の方が良い」とガイドが教えてくれたので正面の三段目の席に座った。

ここもバロンダンス場と同様、自然光を取り入れる造りと成っているが、火を使うダンスと言う事で、日暮れを待って開演する。

 

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上半身裸の男達が円陣を組んで座り、「チャッチャッチャッ」と言う重層的な掛け声の唱和に合わせて物語は進行していく。

ここでも日本語で書かれたストーリーの説明書きを渡されたが、ステージ上の演技と対比するのは結構骨が折れるし、またそうは簡単に理解する事が出来ない。

それに暗闇の中で行われる演技が良く見えないときもある。

しかし僅かばかりの灯りに照らされ、上半身裸の男達の中で演じられる物語は何とも幽玄で、幻想的である。

 

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引き続いて行われる「サンヒャン・ジャラン」は、燃え盛る椰子の殻を、ココヤシで作った馬の人形に跨った男性が、陶酔状態になりながら、火の粉を蹴散らし激しく踊るトランス・ダンスだ。

蹴散らした火の子が時折ステージから客席近くに飛んでくる。

ステージ下に待機した係員が急いで火を消して回るが、何とも激しい踊りで、次第に客席の興奮も高まり、見ている方も正気を失ってしまいそうだ。

やがて僧侶が聖水をかけ、正気に戻したところで舞踊は終わる。

 

物語の内容は良く理解できないうちに終わったが、地鳴りのようにうねるこの「チャッチャッチャッ」と言う掛け声だけがいつまでも耳の奥に張り付いてその後も暫く離れなかった。

 

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夕食のレストランでも、ステージ上でバリ舞踊が行われていた。「ペンデッ」と言う歓迎と祝福のダンスかと思ったが、違っていたかもしれない。ブルーポイントでの挙式の後のレセプションディナーの時も、ガムランの生演奏に合わせ、これに似たようなバリ舞踊が行われていた。

 

このようにバリ舞踊は、バリ・ヒンドゥー教の儀式とは別に、観光客に向けたショーとして、毎日色々な会場で公演されている。

幾つもの舞踏団が夫々に得意な演目を持ち、個性豊かな舞踏をその端正な容姿で舞い、煌びやかな衣装と共に人気を集めているという。

 

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最後の朝

 

バリもいよいよ今日が最後の日となった。

初日こそ空港で悪質なポーターにまんまとしてやられてしまい、この先どうなる事かと不安がよぎったが、その後は、全くと言って良いほどに何事も無く、何の懸念も無く、全てが順調に進み、何だかアッと言う間に今日を迎えてしまった。

 

ツアーを案内してくれた現地人ガイドも親切であった。

決して上手な日本語ではなかったが、精一杯尽くしてくれる直向さが伝わってきた。

それに、時間に多少のルーズさはあったものの、何処へ行く時も同行してくれるから、行った先々で不自由を被ることは殆ど無かったこともありがたかった。

 

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今朝も遅い朝食に、家族連れ立って向う。

バリに来て此の方、すっかりこのパターンに嵌ってしまっている。

いつもたっぷりと時間をかけて朝食を摂るものだから、お昼が食べられない。

思い返してみると、バリではキンタマーニ高原でインドネシア料理の昼食を食べただけで、それ以外昼食を摂る事は無かった。

 

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今回の旅のメインイベントは、ブルーポイントでの感動的な挙式である。

初めて見るインド洋に、沈む夕陽を背にしたビーチでのフォトツアーの事、レセプションディナーでのダンスと、目の前で聞くガムランの生演奏の事など、沢山の想い出が心に沁み込んでいる。

 

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オプションツアーで訪れた観光地の事、途中立ち寄ったショップでの買い物の事、初めて体験した立派なリゾートホテルでの非日常的な生活の事。片言のチャンポン語での現地の人達とのやり取りの事などなど・・・。

思い出話に事欠く事は無い。今日もそんなことを語り合いながら食事をしているものだから、ついつい長居をしてしまう。

こんなに家族間で話が弾んだなんて事、一体いつ頃有っただろうか。もうすっかり忘れてしまっていた。

 

 

アジアン雑貨シャトル

 

バリ最後の日は12時前にホテルをチェックアウトし、買い物ツアーを予定している。

「アジアン雑貨シャトル」と銘打った旅行会社の無料サービスだ。

アロマグッズの店、籠専門店、陶器専門店それにバティック専門店を廻ることになっている。

 

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フロントに荷物を預け、迎えの車で「アジアン雑貨シャトル」に向う。もう入りきらないほどのお土産を買っているのだからもう良いだろう・・と思うのは男の浅知恵(?)。

どうやら女どもは、見るもの見るもの、どれもこれも欲しくなるものらしい。

もう良いだろうと思うのに、安いからと言って、行った先々でまたまた両手一杯に抱えてレジに並ぶ姿を見ていると、もう呆れると言うよりもその逞しさに圧倒されてしまう。

 

「荷物になるのだから・・程ほどにしょうや・・・」とは言って見るものの、「手で持てば良いから」「これぐらいなら、機内に手荷物として持ち込める筈だ」と一歩も引かない。

 

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いよいよ帰国

 

買い物の後、夕食を済ませ、夜遅くホテルに戻る。

預けてあったトランクを受け取り、空港への迎えの車が来るのをロビーで待つ。

 

直ぐ横のソファを占めた家族連れも同じ便を待っているのか、僅かな時間を使って荷造りに余念が無い。

幸い・・・と言うか、我々の荷物はもう既にトランクには詰められないから、手で持って行くだけだ。

機内に持込める手荷物の事が良く解っていないので、万一に備え出来るだけ一人一個に纏め手荷物として持ちやすいようにする。

 

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しかし、直ぐ横の家族連れは大変そうだ。トランクのファスナーが閉まらないのか、お父さんがトランクの上で全体重をかけ、お母さんがファスナーを閉める共同作業の真っ最中だ。ソファの上にはまだ幾つもの買い物袋があり、もうトランクには入らないから手で下げていくのであろう。いずこも同じなのだと、思わず苦笑いをしてしまう。

 

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約束の時間に成っても迎えの車がなかなか来ない。

飛行機の時間までには十分に余裕もあるので、そんなに心配はしていないつもりでもやはり知らない土地での事。

どこの誰と連絡を取れば良いか解らないだけにやはり不安は募る。

 

30分ほど遅れて来た迎えの車で空港に向い、ターミナルに入る。

現地ガイドの「また来てください」の言葉に、「ああもうこれで帰るのか」と、惜別の情が胸を締める。

手を振ってガイドと別れを惜しみ、帰国便を待つ多くの人混みに混じり、出国ゲートに向う。

 

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機は予定通り離陸した。明日の朝には関西空港に到着する筈だ。

深夜の便とあって旅なれた人達は幾つかのシートを独り占めし、早々と毛布を被り寝る体勢に入っている。

少しは眠っておかなければ・・と目を瞑るがなかなか寝付かれない。

 

それでも少し眠ったのであろうか、気が付くと少し開けたブラインドの下が赤く染まっている。

もう少しブラインドを開け、外を覗くと、真っ赤な太陽が雲を茜に染めながら今正に昇ってくるところだ。

素晴らしい日の出にしばし見とれる。

 

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暫くして機内に灯りが戻り、慌ただしく朝食が配られる。

朝食が済む頃、空港到着の案内が始まると、到着に備え機内がざわつき始める。

外を見ると、いよいよ着陸の態勢に入ったのか、機は雲の中で、窓からは何も見えなくなっていた。

 

やがて機首を下げ、雲を抜けると、鉛色の隙間から大阪の街並みが見えた。そして着陸だ。

定刻、機は梅雨の雨がしとしとと降る、関西国際空港の滑走路に滑るように到着した。

 



 

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