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コンクールとこけし村

 

蔵王の登山口、旧城下町である白石市では、毎年五月に「全日本こけしコンクール」が行われる。

「全国のこけしを広く紹介宣伝し、こけしの美に鑑賞とその認識を更に深めると共に、工芸品としての優れた品質意匠および技術の向上を図り、観光工芸産業の振興発展を目的として」、平成28年には58回目が開催されている。

出品された工人の作品は厳正に審査され、最優秀作品には内閣総理大臣賞や関係知事、関係省大臣などの賞が贈られる。

 

 二十年ほど前、一度訪れたことが有ったが、会場では地元の名産品の販売があり、全国のこけしも一堂に集められ直売もされるとあって多くの買い物客やファンが訪れ賑わっていた。

 

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 白石市の郊外、小さな谷あいに開けた鎌先温泉は、今から600年近くも前この地の住民が草刈りの最中に、鎌で掘り当てたと伝わる古くからの湯治場温泉である。

この湯治客を目当てにこけし作りをしたのが、温泉の北方に位置する弥治郎集落だ。

この地にはそんなこけしの歴史や、住民たちの生活ぶりを紹介する「弥治郎こけし村」がある。

間違いがなければ、集落の奥、こけし神社の近く、少し高まった場所に建っていたと記憶しているが、残念ながらこれらの写真は、パソコントラブルで消失し今は何も残ってはいない。

 

 

弥治郎こけし

 

 宮城県白石市鎌先温泉の弥治郎集落や、福島県の磐梯熱海温泉、熱塩温泉を中心に発達した系統が、弥治郎系こけしである。

江戸時代の初め、山林の開墾などで住みついたのが弥治郎集落の始めとされていて、以来雪のない時期には田畑を耕し、晩秋から翌春までは家内工業的に木地作業が行われ、湯治場を訪れる人々の手土産用として造られてきたのがこのこけしである。

 

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   写真は 上段 鎌田文市、中段 鎌田うめ子、下段 鎌田孝志の作品

 

 今から四十数年前、名古屋駅前のデパート催事場で開かれた「東北の観光と物産展」で、当時70歳をすでに超えていた鎌田文市工人の実演と造形の美しさに見惚れ、並べられていたこけしを思わず手に取って眺めていた。その出会いが伝統こけしとのそもそもの始まりであった。その時その場で思わず衝動買したのがこの作品(上段)で、これは思い出深いひと品である。

 

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写真は、新山左京の作品 上段は栄五郎型髷こけし 下段左は玉山型(玉山温泉) 下段右は槐材

 

頭は大きく差し込み式で、頂には二重三重の轆轤線模様が多色で描かれる。

線の太さや色の配列は様々だが、丁度ベレー帽を被ったようで、この系統の共通した最大の特徴と言われている。

胴の模様にも轆轤線を入れ、着物風の襟や裾、花などと組み合わせているものもあり、黄色地が多用されるのも特徴だ。

胴の容は一様ではなく、直胴、くびれ、段付き、裾広がりなど色々あるようだ。

 

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    写真は、上段 斎藤美奈雄、下段 佐藤英雄(左)、香月正夫(中・右)の作品

 



 

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