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さき染 のれんが優しく 揺れる町

 

のれんの町・勝山の町並み

 

 旧出雲街道と旧美作街道の交わる宿場町として、また旭川を往来した高瀬舟の発着場として、さらに勝山藩二万三千石の城下町として栄えた勝山は、岡山県の北部、中国山地に佇む静かな山里である。

町を貫く街道には古い道標や灯籠なども残され、交通の要衝として栄えた往時の面影を色濃く残していて、昭和60年には岡山県下で初めて「町並み保存地区」に指定された。

 

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姫新線の中国勝山駅前から続く通りが新町商店街で、その入り口には「檜舞台」と書かれた巨大な門が築かれていて、その先の歩道には檜で作られたアーケードが連なっている。

ここ勝山は、昔から林業の町としても栄えたところで、それを象徴するものだ。

 

 そんな通りの歩道の所々に、黒く光る石が埋め込まれている。

この地方特産の「高田硯石」の原石らしい。

通りにはその製作販売をする店もあるが、今ではその職人の数も激減し、貴重品として珍重されていると言う。

 

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 そんな商店街から少し歩くと、町を流れる旭川に並行して走る全長約1キロの通りがあり、その道沿いには、虫籠窓や連子格子の古い商家や、代々藩主への献上酒を醸造してきた老舗の酒蔵、さらには白壁黒瓦の土蔵が見られ、そんな中に土産物屋、カフェ、ギャラリー、工房などが軒を連ねている「町並み保存地区」に出る。

 

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通りの店先には、意匠を凝らした草木染めの暖簾が掛けられている。

今や町歩きの楽しみの一つと言われるこの暖簾を掲げる家は100軒以上もあり、この「暖簾のある風景」は、町のシンボルとして、風情ある通り、趣ある家並みに個性的な彩りを添えている。

そんな通りの足元には、細やかな疎水が静かに流れ、鯉などの川魚が泳ぎ、時にそれは民家の床下を潜り抜けている。

 

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 通りを外れ、石段道を辿ればそこには多くの神社やお寺が建ち並び、一角には上級武士の屋敷「渡辺邸」も残されている。

そんな高台にある「勝山文化往来ひしお館」の展望スペースからは、美しい町並みが一望できる。

この美しい景観は、映画「男はつらいよ」シリーズの第48作「寅次郎紅の花」(シリーズ最終作)でも紹介された。

 

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 旭川の川岸には、高瀬舟の発着場として賑わった船着き場の石畳が残されている。

当時は陸運よりも水運が中心で、この地から下流60キロに位置する岡山には下り荷として鉄や木炭などを、上がり荷は塩や砂糖などの生活必需品が運ばれていた。

先の大戦の折り、一家を連れて当地に疎開した作家の谷崎純一郎は、僅か八か月の滞在ではあったが、そんな川沿いの道を好んで散歩をしていたと伝えられている。

 

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 毎年3月初旬の5日間催される「ひな祭り」では、お店や民家を開放し、様々な雛人形で飾り、訪れる人々を華やかな雰囲気に誘っている。また101920日の夜には、勝山が一番熱く燃えると言われる「勝山喧嘩だんじり」が行われ、市内各所でだんじりが激しくぶつかり合う。

 

 

■交通案内

 

■車 : 中国自動車道久世IC下車 国道181号等・経由で約10Km20

町並みの南端と北端に、それぞれ無料駐車場あり

■電車: JR姫新線 中国勝山駅下車 

駅前のウッドストリート「檜舞台」経由で「町並み保存地区」へは徒歩

 

 

 



 

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