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名湯・下呂温泉

 

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岐阜からは2時間程で、温泉で名高い下呂に到着する。

駅は温泉街に向かう道路を跨ぐように設けられているので、温泉街に向かうには一旦駅を西側に出て、そのホームの下を潜り東に向けて抜けることに成る。

 

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古くは、薬師如来が傷ついた白鷺に姿を変え、飛騨川に浸かり傷を癒し、源泉のありかを住民に教えたとの伝説が伝えられていて、その逸話を紹介する碑が駅前のロータリーに建っている。

 

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益田川を跨ぐ下呂大橋を渡ると、阿多野谷に沿って「せせらぎの道」が山に向かい緩やかに登り、その両側にはホテルや旅館、土産物屋が立ち並び川べりの柳並木と共に温泉街の風情を演出している。

 

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江戸時代には儒学者・林羅山が自らの詩文集の中で、ここ飛騨の湯島(下呂)を「天下三名泉」の一つと書き、霊験あらたかな泉質を全国に知らしめた。

白鷺橋の上には、温泉発展の恩人とも言える林羅山の「山間で猿と遊ぶ像」が建っている。

平成元年に温泉への泊まり入浴客が年間150万人を越えたのを記念して建てられた像だ。

 

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そこを左手に入る細い道が旧飛騨街道、その入口の角、下呂温泉会館の一階に有るのが「下呂温泉地神社」で、温泉街の中心地に建っている。出羽三山の一つ湯殿山神社の温泉が湧出する霊岩の霊が分けられ、初めて箱根峠を越えて祀られた神社だそうだ。

 

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ここら辺りが下呂温泉のルーツ「湯之島宿」で、その通りの中ほどには当時の常夜灯が残されている。

近くの街道脇にはそんな温泉を化学と文化の両面から紹介する施設、「下呂発温泉博物館」も建っている。

 

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下呂の立ち寄り湯

 

下呂温泉では、半年間有効の「温泉手形」を販売している。

加盟30軒の温泉旅館の内、希望する3軒の施設の温泉に日帰り入浴する事が出来る。

また旅館によっては「食事付き入浴プラン」が用意されているところも有り、湯の町を楽しむ選択肢は多い。

 

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 駅近くの水明館には「日帰りランチバイキングプラン」が用意されている。

これは最上階の一面がガラス張りの大展望風呂で街を見下ろしながら美人の湯に浸かり、入浴の後は大広間で飛騨和牛のローストビーフ、にぎり寿司、チキン料理等、和・洋・中など数十種類のホテル料理を存分に楽しむプランだ。

 

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 町中には公衆浴場も多い。

旧飛騨街道沿いには玄関前に「ビーナスの足湯」を併設した「白鷺の湯」が有る。

古くから地元の人々に親しまれた公衆浴場で、ロマネスク風の洋館建物の前に「日本三名泉 発祥の地」の石碑が建っている。

 

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 飛騨川のせせらぎ近くには、「クアガーデン露天風呂」もある。

600円の入浴料で、打たせ湯、箱蒸し湯、泡沫湯等6種類の温泉浴を楽しむ事が出来る。

この他にも共同浴場が一軒あり、温泉街には無料で入れる足湯も沢山ある。

 

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下呂・白川郷散策きっぷ

 

 下呂温泉からは高山の駅前を経由して、そのまま白川郷に直行する濃飛バスの特急が朝2便運行していて、このバス用に「下呂・白川郷散策きっぷ」が大人4,800円で販売されている。

この切符は下呂から高山駅前までの片道切符と、そこから白川郷を往復する切符がセットに成っていて、高山では途中下車も出来、それぞれの切符を単独で買うよりは500円程安く成っている。

 

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 バスは温泉街を始発にJR駅前に立ち寄り、その後飛騨川に沿った国道41号線を高山市街地に向けて北上する。

JRの特急列車なら高山までは凡そ40分ほどの距離だが、バスは1時間程の所要である。

 

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 JR高山駅前で15分ほどの時間調整の後、新たな乗客を乗せ出発したバスは、高山の市街地を抜け、高山ICから高山清見道路に入り、その先の飛騨清見ICで東海北陸自動車道に入る。

真新しい高速道路の車窓は、秋は紅葉が楽しめるのどかな山里の風景となるらしい。

 

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高山を出て30分ほど、ドライバーから「これから飛騨トンネルに入る」と車内アナウンスがある。 国内第3位、世界でも12位の10,710メートルの長さを誇るトンネルは、二車線の対面通行であり、僅かに下っているように見える。

 

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トンネルを抜けるとすぐに白川郷ICで、バスは大きくカーブしながらゆっくりと降りて行く。

「冬は雪が多いが、除雪されるので殆ど心配ない」とドライバー。

国道156号線を5分ほど走り、萩町で庄川に架かる橋を渡り、小さなトンネルを抜けると左右の木立の中に合掌造りの建物が見えてくる。下呂からは2時間余りの行程である。

 

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萩町・城山展望台

 

「ここからシャトルバスに乗ると良い。すぐに出るから」と、ドライバーに教えられた展望台に向かうシャトルバスの乗り場が、到着した停留所のすぐ横に有る。

白川郷を見下ろす萩町の城山展望台には、ここから20分毎に発車するシャトルバスが運行されていて、一人200円である。

 

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 バスは狭い山道を曲がりくねりながら10分ほどで登り切り、展望台に向かう駐車場に到着する。

ここは頂上に店を構えるお土産店を併設した飲食店が無料で開放している展望台で、合掌集落の全景を俯瞰する絶景のビュウーポイントだ。

 

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 見の前に広がる光景に思わず息を飲み「おおーっ」と感嘆の声が出る。

急峻な山々が迫る僅かに開けた平地が、田畑であろうか薄緑色の絨毯のように輝いて見える。

集落の中心を真っ直ぐに貫く道路の両側に三々五々、あるいは寄り添うように、独特の色合いをした合掌造りの家々が同じ方向を向いて佇んでいる。まるで箱庭のような光景だ。

これが雪景色だったら・・・と何時か見たポスターの絵柄が思い浮かぶ。

 

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 何時まで見ていても飽く事を知らないこんな風景を背に、傾斜地で足場の悪いのを物ともせず、多くの人々がカメラに向かって笑顔を振りまいている。皆秩序正しく、立ち位置を譲りあいながらの撮影風景が何とも微笑ましい。

 

 

合掌造りの集落

 

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展望台からはバスで総合案内所まで戻ることも出来るが、山道を歩いて下っても10分ほどで集落の入り口に到着する。集落に降りてすぐ右手に有るのが、国の重要文化財に指定されている和田家の建物で、この辺りでは、最大規模を誇る合掌造りである。

 

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更にその先には、神田家、長瀬家等の巨大な合掌造りが並んでいて、これらは有料で内部が公開されているので建物の中からその構造や造りを間近に見る事が出来る。

 

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建物に入ると広い三和土の土間が有り、そこから板敷の座敷に上がる。

その座敷の中央には囲炉裏が切られていて、赤い炎が揺らいでいる。

柱や梁の巨大な木組みはどこも煤で黒く光っている。釘を使わずに組み上げられた構造物を支える荒縄の力強さに目を見張る。堂々とした造りはその歴史を感じさせる見事なもので見るものを圧倒する。

 

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 集落の外れに真宗大谷派の寺院である明善寺が有る。

県の天然記念物に指定された“イチイ”の大木の横に建つ茅葺の二層構造の山門を潜ると茅葺合掌造りの本堂、鐘楼、庫裏等が広い境内に配置されている。

 

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その本堂は築270年、庫裏は築200年と言われ、県の重要文化財に指定された建物だ。綺麗な曲線を描く大屋根は圧倒的な質感で力強くて美しい。

 

 

どぶろく祭りの館

 

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 その隣に建つ白川八幡神社の境内には、“どぶろく祭りの館”が有る。

“どぶろく祭り”は毎年101415日に行われる祭礼だ。ここはその様子を人形や模型や資料等で紹介する施設で、見学の最後には希望すれば“どぶろく”(当日朝の日供祭に供えられた御神酒)が振舞われる。

 

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切立(堤銚子)と言われる銚子に入れられた“どぶろく”を、盃に受けて頂く。

“どぶろく”は、白く濁っていて、とろみが強く、やや酸味があるものの、芳醇で口当たりも良く思ったよりも飲みやすい。

 

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その一角には合掌造りの総合案内所・であいの館や食事処やお土産屋さんが軒を連ねていて、その先には“野外博物館・合掌造り民家園”が有る。

 

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世界遺産の合掌集落から、平成5年に庄川に架けられた、長さ107メートルの吊橋「出会い橋」を渡ると、庄川縁のせせらぎ公園に隣接した白川郷のバス発着場に戻ることが出来る。

 



 

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