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トキの森公園

 

 フェリーターミナルを後に、右手に加茂湖を見ながら「トキの森公園」に向かう。

加茂湖は、周囲が17キロ有り、新潟県内では一番大きな湖で、湖面にカキ筏が浮かんでいるのが見える。

 

 港から続く幹線道路を外れ、内陸に向かって少し走った新穂地区は、島のほぼ中央部、国仲平野と呼ばれる穀倉地帯にあり、周りには田圃が広がっている。港からは15分ほどのところだ。

そんなところに「トキの森公園」は有る。

 

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ここは、国際保護鳥「トキ」の保護・育成が目的で、平成六年四月に開園した施設である。

広い園内には、トキ保護センターやトキ資料館などが併設されており、資料館ではトキの生態を学ぶことが出来る。

また、保護センターで飼育中のトキは、観察廊下から窓越しに観察することが出来る。

 

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 「トキ」は、目の回りの頭の部分が綺麗に塗り分けたように赤い。

足もオレンジ色に近い赤さで、体の羽毛は純白では無く、薄らとピンク掛っている。

もっぱら、動物性の生餌を捕獲して食べるのに適しているのか、嘴が長くて湾曲し、体長も五・六十センチほど有り、堂々とした気品を備えている。

 

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 しかし飼育ゲージで見る「トキ」の中には、頭も足も黒っぽいのがいるが、これはまだ成鳥に成っていないかららしい。

 


 

佐渡歴史伝説館

 

 島を横断する島内唯一の国道350号線を走り、真野に有る「佐渡歴史伝説館」に立ち寄ってみる。

ここは800年前、佐渡に配流に成った順徳天皇、日蓮上人、世阿弥などに纏わる歴史を、等身大のセットにハイテクロボットを配し、音や光の演出で物語を再現して見せる施設である。

 

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先ず目に付くのが、エントランスゲートの屋根に乗る「瑞鳥」のオブジェ。

鋳金作家で佐渡出身の人間国宝・佐々木象堂の作品で、皇居・新宮殿の棟飾りに採用されたものだ。

 

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館内では、第一景・慶子女王から始まり、佐渡に配流された順徳天皇の場面や、日蓮上人・佐渡受難の場面、雨乞いの舞を舞う世阿弥、安寿と厨子王伝説の場面などをリアルなロボットが演じて見せてくれる。

 中でも面白いのは、第9景 語り部の場面。

おじいちゃんの昔語りを、舞台セットに寄りかかって聞き入る少年がいる・・・と思い、よくよく見て見れば何とその少年も造り物。

 

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 どのロボットも、精巧で、表現も豊かに造りこまれているので、どのシーンでも物語に引き込まれるようで、十分に楽しむ事が出来る。

 

 見学コースは、そこを抜けるとお決まりの、お土産品コーナーへと導かれて行く。

買い物の人々で賑わうお土産物の積まれたカウンターの脇で、水色のシャツを着た、思わぬ方を目にすることに成る。

 

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拉致被害者・曽我ひとみさんのご主人で、元アメリカ軍兵士のジェンキンスさんだ。

帰国後に曽我さんの故郷佐渡に永住され、職に就かれている事は、報道で見聞きし知っていたが、まさかこの施設の売店とは思いもよらなかった。

 口数は少ないがお元気そうで、お土産を勧め、記念の写真にも快く応じてくれた。


 

 

喜びも悲しみも幾歳月

 

 車を走らせていたら、アルコール共和国の看板が目に留まり、立ち寄ってみる。

島内には酒蔵が七つ有るそうで、その内の三つが集まる真野地区が「アルコール共和国」を宣言し、蔵元の一般公開を始め、見学や試飲に応じている。

 

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 再び島内を走る国道350号線に出て、途中両津の町外れで県道45号に入り、東の内海府と呼ばれる海岸線の道を北上、一路佐渡北端の弾埼を目指す。

 ここは、両津湾や内海府海岸の穏やかな海を右手に見ながら進むルートだ。

 

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両津からは30キロ余り、佐渡北端の弾野には、明媚な風光を生かした「はじき野フィールドパーク」があり、観光の一大拠点と成っている。ここにはログハウスやオートキャンプ場、バーベキューハウスなどが整備されている。

 

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 見晴らし台への標識に導かれ、その道を暫く歩くと、緑の木立の向こうに、白い灯台が見えてくる。

佐渡島最北端に建つ、弾崎灯台だ。現在では無人で、遠隔管理されている灯台だ。

その灯台を望む展望所に、一つの像が建っている。

 

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佐田啓二と高峰秀子の演じる、灯台守夫婦の苦難の生きざまを描いた映画の撮影を記念した像だ。

近寄ると、懐かしい若山彰が歌う主題歌の「喜びも悲しみも幾歳月」が力強く聞こえて来る。

 

お互いがいたわり合うように寄り添い、穏やかに海を見つめている姿が、曽我ひとみさんとジェンキンスさんと重なって見えてしまう。

 


 

外海府へ、そして大橋

 

弾埼を周ると海の景観も一変する。

ここからは、外海府と呼ばれる奇岩怪石の荒々しい景色を随所で楽しむ事が出来る。

 

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 二つ亀、大野亀の奇観や賽の河原を見て、更に南下すると途中で大きな橋を渡る。

大ザレ川に架かる海府大橋だ。

 

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 大きな橋と言うのは、表現としては不適切かもしれない。

長さは100メートル程、道幅は狭く、大型車が橋の途中ですれ違うのは間違いなく困難で、決して橋として大きいわけではないが、この橋からの景観は何ともダイナミックで、スリリングで、スケールがデカイ。

 

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 橋から下を見下ろすと、鋭く切り込まれた断崖絶壁が絞られたようにうねり、遥か下を一筋の細い川が流れている。切り立った崖の足元に、僅かばかりの砂浜が有り、白く小さな波を受けているのが見える。

 

 この橋の出現は、相川方面から外海府の北端へ、更には弾埼を廻り内海府に続く、島を取り巻く陸路の完成と言う大きな側面を持っている。

 それは、島で暮らす人々の生活感を変えたばかりではなく、観光立島にも大きく寄与することとなる。

そんな背景が、この橋のスケールをより大きなものにしているようだ。

 

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 外海府の途中北片辺は、かの地の民話、鶴女房をもとに作られて木下順二の「夕鶴」で一躍有名に成った民話の里であり、「夕鶴の碑」が有る。

 




 

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