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弥彦駅と観光駅長

 

 弥彦線の歴史は意外に古く、大正の初めころに前身の越後鉄道が、吉田から弥彦まで、越後の国の一宮・彌彦神社への参詣鉄道として開業している。

 

終着の弥彦駅は越後の国の一宮・彌彦神社の門前駅で、行き止まり駅である。

ホームが結構な長さがあるところを見ると、嘗ては多くの参拝客を乗せた長大編成の列車が発着していたのであろうか?


 

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弥彦の駅舎は、彌彦神社の本殿を模した神社風の入母屋造りで、黒い本瓦葺き、白い壁に朱塗りの格子状の柱が印象的な建物である。

駅舎内部も意外に広く造られていて、白壁に格子天井が神社の拝殿内部を思わす造りとなっている。

 

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駅前広場には、大きな常夜灯や神社参拝の手水舎などが造られていて、ここにも門前町の駅と言う味が有り、なかなかに面白い。

広場右手に、観光案内所がある。

尋ねれば弥彦観光駅長の顔写真入りの「来駅証」が貰えるので立ち寄ってみるのも良いだろう。

 

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 この観光駅長は、国鉄民営化に伴い昭和63年に初めて女性が任命され、以後何代も続けられていたようだが、近年に成ってその制度が終了したためそれを受け、地元の観光協会の女性職員が観光駅長を兼務し、活動しているとのことである。

 


 

彌彦神社の門前町

 

 降り立った駅前の広場には、紅白の提燈が飾られていた。

駅前から続く街並みの人家の軒先には、白い大きな提燈も吊り下げられている。

駅前の温泉旅館の玄関先にも、紫の幕が張り巡らされ、「弥彦灯籠まつり」「御祭礼」と書かれた提燈が掛けられている。旅館では、祭りを記念した“うちわ”の配布も行われていた。

 

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駅から真っ直ぐに延びる停車場通りは、緩やかな登り道と成っていて、少し上ったその先で外苑坂通りと交差する。この弥彦の町は門前町であると同時に、嘗ての北国街道の宿場町として栄えたところでもあり、特別にこの辺りの道筋は、弥彦街道とも呼ばれ、大そうな賑わいを見せていたと言われている。

 

その街道筋は、民家と混じり土産店や老舗の旅館が立ち並び、門前町・宿場町、そして近年では温泉町としても知られ、往時の繁栄には及ばないまでも、観光地として今も昔も生き続けている。

 

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外苑坂通りの左手に広がる弥彦公園の一角に「湯神社温泉源泉」がある。

『狩りで歩き疲れた一人の猟師が、仕留めそこなった山鳥の後を追って、林中を彷徨っている時に、偶然鳥獣たちが湯浴みをしている池を見つけ、自身も浸かってみたら不思議なことに疲れが癒されたことから、「弥彦の霊泉」と呼ばれるようになった』のが起源とされている。

 

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越後の国の一宮

 

 外苑坂通りを右折すると神社通りに出る。

文字通り、越後の国の一宮・彌彦神社の門前に行き当たる通りで、参道の両側には、おでんや田楽、温泉まんじゅうの看板を掲げたお店が軒を連ねている。

 神社の霊験に纏わる伝説のある、弥彦の銘菓「玉兎」の看板も多く目にする。

 

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 街並みの喧騒を遮る一の鳥居を潜ると社域に入る。

参道両側には多くの献灯が飾られていて、祭り気分を盛り上げている。

638mの弥彦山を背後に控えた、越後平野の中央に鎮座する神社は、鬱蒼とした杉や欅の老木に覆われた広大な社域に、多くの社殿が点在し、荘厳な気を漲らせている。

 

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今日は千年の昔から伝わる彌彦神社の重要無形民俗文化財“弥彦灯籠まつり”本祭りの当日である。

昨日は前夜祭として、民謡流しが行われ、花火も打ち上げられたそうだ。

そして、明日行われる遷御祭を持って、12日から続く大祭が終了すると言う。

 


 

弥彦灯籠まつり

 

 この日は、朝から神社の拝殿を中心に、数々の神事がすでに行われている。

夕刻に成ると“お欅引き”と呼ばれる巡行路を履き清める神事が行われ、“大灯籠の宿下がり”と言われるこの祭りのメインイベントが続いて始まる。

 

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 2基の御神輿を中心に、県内各地から献燈される大灯籠と、地元氏子が献燈する多くの田楽灯籠がその前後を固め、所々で気勢を上げながら練り歩く。

 田楽灯籠は、花灯篭とも呼ばれるように木で組んだ台座の上にボンボリやサクラ、ボタン、キク、モミジなどの花木を飾ったもので、二三十人の担ぎ手で運ばれる。

 

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松明がともされ、提灯や田楽灯篭に灯が入ると、祭りムードはいやが上にも盛り上がる。

迎え灯籠に先導され、巡行が賑やかに温泉街を練り歩き始めると、小雨の降りしきる弥彦公園では、それに呼応するかのように花火が打ち上がる。

 

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 宵闇の中始まった、およそ1キロにも及ぶ光の行列は、“光の大河”となってうねり、まさに勇壮で壮観、さらに夜が更ければ、「やひこの火祭り」は最高潮を迎える。

 



 

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