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連絡船の町

 

夕方7時少し前、青森に到着した。

ここは、本州を北上してきた東北本線と奥羽本線が交わった先の終着駅だ。

そして嘗ては青函連絡船に乗り継ぐ北海道の玄関口として、大いに賑わった駅だ。

広い構内には何本ものホームや引き込み線に、沢山の列車が停留されているのが見える。

そんな広大な敷地を跨ぎ横切るように、跨線橋が架かっている。

 

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 もうかれこれ半世紀以上も前のことである。

上野発の夜行列車が青森駅に近づくと、乗客は大きな荷物を抱え、ぞろぞろと車内を前に前にと移動を始める。

停まるのも待ちきれない人々は、列車がホームに滑り込みスピードが落ちると、先を争って飛び降り、連絡船への桟橋を目指して駆け出し、「桟橋マラソン」と揶揄される姿を見せていた。

 

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今そんな光景を目にすることは無い。

列車を降りると長いプラットホームは、真っ直ぐに海に向かって延びているが、人々は海には背を向けて、跨線橋の階段を静かに上って行く。背後に遠ざかる長いホームの先は、人影もなく閑散としていて、途中に立ち塞がる柵が人々を拒み、海から遠ざけている。

 

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 そんな柵の向こう、帳の降り始めた海岸の木立の合間に、一艘の大きな船が係留されているのが見える。

かつて青函連絡航路で活躍した八甲田丸である。

 

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「のっけ丼」と新鮮市場

 

 陸奥湾を控えた青森市内には、駅の近辺にも市場が幾つもある。

そんな一つ、駅から歩いて5分程のところに、昭和40年代から市民の台所として賑わってきた古川市場が有る。

ここの名物は何と言っても「のっけ丼」だ。

 

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 まず食事券(100円が5枚の500円券と10枚の1000円券がある)を購入する。

次にどんぶりご飯(普通盛り100円、大盛り200円)を購入する。

後は市場内の色々の店を回って、自分の好きな具材を選んでどんぶり飯に乗せるだけである。

 

 訪ねたこの日は生憎の定休日、仕方なく地元の人に教えられたすぐ近くの「アウガ」に行ってみる。

ここは、青森駅前の再開発により2001年にオープンした施設で、ファッションの店舗を中心に、カフェ・レストランや小物雑貨、100円ショップなどが入る複合施設である。

 

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 その地下には、海鮮・干物から野菜・果物、お菓子、お酒まで、いろいろな店が揃っている。

ここは「新鮮市場」と言い、その店の数は何と80店舗余りと言うから驚きだ。

 

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 一角には、津軽三味線を聞きながら津軽の郷土料理が食べられるお店や、ホタテ丼やうに丼、三色丼、マグロ丼などが格安で食べられる食事処などが何店も揃っている。

 

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昨夜駅前のお店で食べた刺し身のホタテも、郷土料理「貝焼き味噌」に添えられていたホタテも美味かったが、さすが本場の名産はどこで食べても評判通りのうまさである。

 楽しみにしていた「のっけ丼」は幻に終わってしまったが、「新鮮市場」で食べた三色丼も良かった。

どこも安くて美味しくて、これまでの食事は、どこで食べたものも、外れなしの大ヒットである。

 


 

青い森鉄道

 

 青い森鉄道は、東北新幹線の開業により、東北を貫いていたかつての基幹路線である東北本線がJRから切り離され、三セク化により発足した、目時から青森の間122キロの鉄道である。

 

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 青森を発つ二両編成の列車は、シンボルカラーに塗り分けられ、車体にはロゴマークやイメージキャラクターである「モーリー」が描かれている。

途中無人駅が多いのか、ワンマン運転の車両に洒落た制服に身を包んだ女性の車掌が乗り込んでいる。

 

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 列車はほぼ青森湾に沿って進み、所々でその海を見通しながら進む。

途中の浅虫温泉は、青森の奥座敷と言われる温泉で、その開湯は古く平安時代まで遡り、江戸時代には津軽藩主も湯治に訪れたと言う、由緒ある温泉地だ。

 込み合っていた車内はここらあたりまでで、乗り込んでいた車掌もここで降りて行った。

 

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夏泊半島の付け根を横切ると、左手には野辺地湾の海が広がる。

やがて海岸から離れ、進路を内陸に向け暫く行くと大湊線との接続駅、野辺地に到着だ。

 

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駅の構内の裏手に、見事な鉄道防雪林が見える。

この整然と手入れされた防雪林は、幅400m、奥行き60m、1250本にも及ぶ杉の林である。

これは明治24年に開通した東北本線の冬季の雪害から守るために、その翌年植林されたもので、わが国では最初の鉄道防雪林である。

 

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 周りは公園のように整備されていて、幾つかの碑も建てられているようだ。

整然と林立する防雪林は、折からの雨に打たれ、その緑は鮮やかさを増していた。

 




 

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