旅の思い出

ホーム

サイト紹介

国内の旅

岡山

遍路歩き旅

旅行

伝統こけし

マイブログ

横綱を育てた石の階

 

夏のような暑い日が続いていて、初日から今日まで最高気温が毎日1度ずつ上がっている。

今日の最高気温の予想も34度と言い、そのせいかすでに朝から容赦のない暑い日差しが照りつけている。

 

この日は打戻をするので宿に荷物を預けたまま36番札所・青龍寺に向かう。

宿の前の海沿いの道を暫く歩き、少し先でそれを離れ、山に向かう道に入る。道端には赤い前垂れをしたお地蔵さんが置かれていて、それに導かれて進むのでここは迷う心配がなさそうだ。

 

2071001.JPG

2071002.JPG

2071003.JPG

 

2071004.JPG

2071005.JPG

2071006.JPG

 

やがて山裾に赤い多宝塔が望まれるようになり、その周辺に甍を構える本坊や納経所らしい建物が見えてくる。

36番札所・青龍寺の本堂は、納経所の前に延びる長い石段の遥か先に有る。先の横綱朝青龍が明徳義塾高校時代、ここを上り下りして足腰を鍛えたことで知られる石段だ。

 

山門に続くその石段を登ると、その途中左に不動明王の石像が祀られた細い滝が落ちていて、信者が滝行をするところだと言う。

途中には朱塗りの三重塔があり、緑濃い山を背に立つ姿がとても印象深い。

更にその先の仁王門を潜り、そこから百数十段の石段を登った先にようやく本堂が姿を見せる。

 

2071007.JPG

2071010.JPG

 

2071009.JPG

4001023.JPG

2071011.JPG

 

2071008.JPG

4001022.JPG

 

次に目指すは56キロ先の37番札所・岩本寺だ。

ここからは、内ノ浦湾を挟んで二つのルートが有る。一つは36番を打ってそのまま横浪スカイラインを行く山岳ルートで、距離は短いが自動車道なので意外にアップダウンが激しいと言う。

もう一つは一旦宇佐大橋まで戻り、海岸に沿って進む海沿いルートで、ほぼ平坦な道だが2キロほど距離が長くなる。

 

36番からは打ち戻りの方が良い」「スカイラインはお店が無いから、食事や水分補給に苦労する」と雪蹊寺門前で泊まった宿の女将がこんなアドバイスをくれていた。

36番を終え宿に戻り荷物を引き取り、再び昨日来た道を宇佐大橋まで戻る。

来た道を再び戻るので、それを遍路用語では打ち戻りと言い件の女将は、この打ち戻りの道を勧めていた。

 

2072001.JPG

2072002.JPG

2072003.JPG

 

 

どうして歩くの?お遍路さん

 

宇佐大橋を渡ったところまで戻ると道は県道23号に合流する。そこを昨日来た方向とは逆に左折する。

左手に内ノ浦湾の静かな海を見ながら、淡々と続く自動車道で歩道を探しながらの歩みが続く。

それにしても暑い日だ。やっと見つけた食料品店が、前後して歩く遍路の格好の休憩になり、店に入るなりその手が一様に迷いもなくアイスキャンデーに延びる。

 

4001033.JPG

4001034.JPG

4001035.JPG

 

2072004.JPG

2072005.JPG

2072006.JPG

 

道が海から少し外れると小さな峠道に差し掛かり、暫く登ると左手に小学校が有り、その校門の前にこんな掲示が有った。

『結願めざしてがんばってください』『教えてください。どうして歩いているのですか?』

 

どうして歩いているのだろう?今まで真剣に考えたことも無かった。そもそも始まりは何だったろうか?

格段の信仰心が有るわけではないが、ただ単にどうせウオーキングするなら八十八か所を周ってみたいと思ったから。

どうせやるなら、人から「すごいね」と言われ、「かっこよく」歩いてやろうと思っていた矢先、幸いに相棒が一人いた。

思い返してみると、たったそれだけのことで歩き始めてみたが、歩き始めてみると、新鮮な景色を楽しむだけではなく、色々な人との多くの出会いが有り、この一期一会がなかなかに面白い。これは歩かないと体感することは出来ないものだ。

 

2072008.JPG

2072009.JPG

2072010.JPG

 

2072007.JPG

4001061.JPG

4001064.JPG

 

 

道理で暑いはず・・・

 

暑くて無性に喉が渇く。500のペットボトルがすぐ空になってしまう。

自販機を見つければ補充をし、お店を見つければ、ほてった体に良いとアイスキャンデーを買い求めそれを食べながら歩いてきた。

そんな途中内ノ浦の集落で珍しく喫茶店を見つけた。この先で食べられる保証も無いので、お昼にはまだ間が有るが、休みながら昼を取ることにする。冷房の効いた店内はまるで別世界、天国だ。

 

072011.JPG

2072012.JPG

4001066.JPG

 

4001067.JPG

4001071.JPG

2073001.JPG

 

少し早い昼食を手短に済ませ、再び額に汗を浮かべながらそこから更に6キロ程歩くと、須崎の集落に遍路小屋が有った。

こんな暑い日は休み休み行くより仕方なく、先ほどから何度も小休止を取っているが、ここでも一休みだ。

小屋の壁に温度計が掛けられていて、見れば何と、35度を示しているではないか、道理で暑いはずだ。

こんな暑い中を、なんで歩いているのだろう・・・?ここでも考えてしまう。

 

2073002.JPG

2073003.JPG

2073005.JPG

 

2073004.JPG

4001077.JPG

 

住友大阪セメントの大きな工場の前を過ぎると、大間の町並みに入る。

JR大間の駅で、これまで後になり先になりして猛暑の中歩いてきた遍路に別れを告げ、ここから先さらに4キロ程を歩く。

土佐新庄の駅を過ぎた辺り、併走する高知自動車道の終点近くに大きな道の駅があり、それが近づけば今晩の宿はそのもうすこし先だ。

 

2073006.JPG

2073007.JPG

4001088.JPG

 

2073008.JPG

 

2073009.JPG

4001094.JPG

4001095.JPG

 



 

| ホーム | 遍路歩き旅 | このページの先頭 |

 

(c)2010 Sudare-M, All Rights Reserved.

 

inserted by FC2 system