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クジラに会える町

 

 土佐佐賀を過ぎると鹿島が浦の景観が見えて来る。

ここ佐賀漁港はカツオ漁獲量日本一を誇り、カツオ一本釣りで知られる「佐賀カツオ船団」の母港として知られた港だ。

国道は海が近く沿線の土佐西南大規模公園、白浜海岸などからは、奇岩怪石の断崖や変化に富んだ海岸線を望む事が出来るので歩いていても飽くことを知らない。

 

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土佐白浜から灘漁港の先で海を離れ、井の岬トンネルを抜け、峠道を下ると再び海が近づいてくる。

ここら辺りの海洋では、ホエールウオッチングで“鯨と出あえる町”として観光に力を入れているらしい。

沿岸海域の沖合では春から秋にかけて、ニタリクジラやハンドウイルカやマイルカ、ハナゴンドウといったイルカの遊泳を見る事が出来ると言い、そのためか周辺には観光客目当ての民宿も多い。

 

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広大な砂浜が広がる浮鞭海岸の少し先に公園施設や観光情報の案内施設を併設した道の駅ビオスおおがたが有る。

そこには地元黒潮町の物産を販売する物産館が有り、その隣に設けられた情報館には、体長10メートル程のミンククジラの骨が天井からつるされ展示されているが、これはここ大方町の沖合を実際に泳いでいたクジラらしい。

 

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海辺のレストランホテル・海にいます

 

ここからは先には、海に沿って入野松原と言われる松林を貫いて遊歩道が作られていて、遍路もその道を抜けることになる。

広大な松林の中には、様々な運動施設やキャンプ場なども整備されている。

また付近には砂地を利用したラッキョウが栽培されており、まるでみどりの絨毯を広げたように続いている。

今晩の宿、「ネストウエストガーデン土佐」はそんな畑に囲まれた小高い丘の上にある。

 

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 “海辺のレストランホテル・海にいます”、このホテルのキャッチコピーだ。

ネストとは英語で「巣」の事、来客を暖かく包み込みたいと言う思いが込められている。

そのホテルの特徴は何と言っても本館建物の外観だ。

 

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それは、18面体で構成された円筒形、その中心部分は、ハーブなどを植えた花壇に成っている。

建物の周りは広大な芝生の庭園になっており、その広さがゆったりと心を和ませてくれる。

温泉では無いが、サウナを併設した大浴場からは、太平洋の雄大な眺めを満喫する事が出来る。

 

 

最後の清流、四万十川

 

前日の雨は、殆ど上がっていた。行く手前方の山際には、綺麗な虹がかかっていた。

とは言え晴れているのに時折思い出したようにパラパラと小雨が歩く先々に付いてくる変な天気である。

この日の天気予報によると朝から風も強く、高知県下には強風注意報が出されていて、この風が体感温度を引き下げているのか、外を歩くには思いのほか肌寒い日である。

 

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 宿を出て、広大な公園施設に設けられた「砂丘ふれあい道路」を歩く。

その後海を離れ内陸部の広域農道を歩く事10キロ程で、目の前に大きな堤防が見えて来た。最後の清流と言われる四万十川だ。

水環境の保全状況が極めて優良で、住民による保全活動の結果、環境庁選定の「名水百選」に選ばれた川だ。

清らかで豊かな水量を誇る流路は196キロ、落差の少ない四国最長の大河が、土佐湾に向けて悠然と流れている。

堤防の下の道路脇に、地場産品直売市「彩市場」が有り、ここでしばし休憩をとる。

 

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 前の道路を横切り堤防に上がり、しばらく堤防路を歩いたのち右折し、四万十川大橋を渡る。

長い橋の上を吹き抜ける横風が殊の外強く、時折フワッと身体ごと持って行かれそうになり、前に進むのさえ困難な時が有る。

橋からの眺めは絶景なのに、見る余裕もなくひたすら姿勢を低くして、急ぎ足で前に進むのみである。

 

 橋を渡り終えるとしばらくは、その右岸を歩く。風に煽られ、ささくれ立ったような川面がキラキラと輝いて見える。

漁師であろうか、小舟が一艘エンジン音を響かせて、河口に向けて出て行った。四万十川は魚類も豊富であるらしい。

 

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 3キロ程で四万十川から離れると、左の堤防下に「四万十川野鳥自然公園」が見えて来る。

更にその先の間崎地区には、応仁の乱を逃れた京都のお公家さんが都を懐かしんで始めたと言われる大文字山が有る。

そんなのどかな山里を見ながら進む道は、その先で緩やかに上り始め、やがて峠で、1620メートルの伊豆田トンネルを抜ける。

 

 

おきゃく 皿鉢料理

 

 換気設備が無いのか、トンネルに入ると排ガスの匂いがすさまじく、用意してきたマスクがここでようやく役に立つ。

トンネルを抜けると、右手に真念庵を見ながら下って行く。どうやら旧遍路道がトンネルの上にあったようだ。

休憩を予定していたドライブインが有ったが、既に廃業している様子で、昼食の当てが外れてしまい、ここからは食事のとれる店を探し求めながらの歩きである。

 

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下の加江で再び海に出ると、ここからは輝くような真っ青な海を見て歩くことに成る。

トンネルからは11キロ程歩いて大岐海岸に着いた。きれいな砂浜でその長さは凡そ1キロ半程、目の前に広大な広がりを見せている。

国道を離れ浜に降り小さな木橋を渡り砂浜を歩く。これが遍路道に成っているからである。

この海岸では、金剛杖で身内の戒名を砂浜に書き、波に洗ってもらう「波供養」と言うものが行われているらしい。

 

海岸の砂浜を歩いている途中、浜でウミガメと遭遇した。

近づいて見たが全く動かないし、随分と干からびたように見えたから、てっきり死んでいるかと思って見たが、翌日その場所にその姿が無かったので、ちゃんと生きていて海に戻ったのかも知れない。

海岸の砂浜から再び道路に戻ると宿までは、凡そ4キロほどだ。

 

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 宿には思ったよりも早く、夕方4時前には入る事が出来た。以布利の民宿「旅路」は老夫婦が営む小さな宿だ。

お世辞にもきれいな宿とは言えないが、歩き疲れた遍路には優しい宿で、到着早々お接待だからと洗濯をしてくれる。

 

 今晩の泊り客は3人だと言う。

夕食のテーブルには、高知のおきゃく(宴会)に付きものの皿鉢料理や刺身皿などが並べられている。

アジの姿鮓、お稲荷、ノリ巻き、たまご巻き、焼き鳥と何とか貝(名前を聞いたが忘れてしまった)果物等々が大皿に彩りも鮮やかに、そして豪華に盛り付けられている。

 

「何時も作るわけではない、今日は特別だ」「この貝は、湯がいてから一つ一つ殻を叩き割って取りだした」と女将さん。

そう言えば入浴時窓の外で、こんこんと何かを叩くような音が聞こえていたが、この貝を割る音だったのだ。

豪華な夕食に感動しながら箸が進む。

翌日の朝食のお膳にも、タイの塩焼きが一尾丸ごと乗せられていた。

 

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