舘山寺温泉

 

 天竜浜名湖鉄道の気賀駅からタクシーで10分程南に走ると舘山寺温泉が有る。

曹洞宗の古刹、「秋葉山 舘山寺」の門前に開けている事から名付けられた温泉だ。

昭和33年に開湯された比較的新しい温泉で、浜名湖の東岸に温泉街が広がっている。

近くには、フラワーパークや動物園、遊園地などが点在し、一帯は行楽地として賑わっている。

 

舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

 温泉街の外れ、舘山に有る舘山寺へは、愛宕神社の鳥居を潜り石段を上って行く。

小高い山全体に遊歩道が巡らされ、山頂には展望台も有り、本堂からは10分もあれば行くことが出来る。

余り広くは無い境内に虚空蔵菩薩をおまつりする本堂があり、その脇に縁結地蔵尊の小さな堂が有る。

「縁結び地蔵」と言われ、良縁や恋愛成就を願う絵馬が沢山かけられ、女性の人気スポットとして知られている。

 

舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

舘山寺温泉

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舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

 浜名湖観光の中心とも言える存在が、地元の遠州鉄道が運営する「舘山寺ロープウェイ」である。

浜名湖の湖上を渡るロープウェイとして知られていて、昭和35年に開通した。

湖畔にある遊園地「浜名湖パルパル」と、大草山山頂の「浜名湖オルゴールミュージアム」とを結んでいる。

湖の内浦湾を横断し、対岸の山頂まで723mを、僅か4分程で登っていく。

 

舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

 ゴンドラの定員は49名、四方は全て開放的な窓で、登るほどに360度の大パノラマが広がる。

パルパルの園地を眼下に登り初めると、直ぐに湖上に出て浜名湖の内浦湾を横断する。

舘山寺や温泉街、湖上を行き交う遊覧船などに歓声を上げていると、標高113mの山頂駅に到着する。

 

 山頂駅の屋上には展望台が有り、「浜名湖随一の景勝地、360度の大パノラマ」通りの景観が迎えてくれる。

春は新緑と桜、秋は紅葉が楽しめ、遠くには太平洋、天気が良ければ富士山も見えるそうだ。

ここは、「恋人の聖地」の指定を受けていて、デートスポットにもなっていると言う。

地元の産品を販売するショップもある。

 

舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

舘山寺温泉

舘山寺温泉

舘山寺温泉

 

 舘山寺温泉は、比較的新しく開湯された温泉である。

湖畔に十数軒の旅館やホテルが、建ち並び近くの遊園地、動植物園などと供に行楽地を形成している。

泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物強塩温泉、所謂塩泉で、温度は左程高くはなく湧かしている。

太平洋に近く、汽水湖・浜名湖の地下源泉らしく、塩分濃度は全国3位で、関節痛に効能があると言う。

 

 

川根温泉・ふれあいの湯

 

 「越すに越されぬ・・・」と唄にうたわれた大井川。

その雄大な流れを見ながら、大井川鉄道に揺られること凡そ40分、川根温泉笹間渡駅に到着した。

黒塗りの、しっとりと落ち着いた風情の有る木造の駅舎を出る。

茶畑の広がる線路脇を5分ほど歩くと、県道63号に合流し、その少し先に「道の駅・川根温泉」が有る。

 

川根温泉・ふれあいの湯

川根温泉・ふれあいの湯

川根温泉・ふれあいの湯

 

川根温泉・ふれあいの湯

川根温泉・ふれあいの湯

川根温泉・ふれあいの湯

 

 ここには宿泊棟等を併設した、日帰り入浴施設「川根温泉・ふれあいの湯」である。

ナトリウム・塩化物泉の温泉は、源泉かけ流しの湯を楽しむ事が出来る。

この入浴施設の人気は、何といっても川岸に設けられた露天風呂にある。

 

そこはただの露天風呂ではなく、湯に浸かりながら、大井川の鉄橋を渡るSLの雄姿を見る事が出来るからだ。

そんな浴槽脇には、その日のSLの鉄橋通過時刻も書かれている。

その時刻が近づくと、浴場はいつの間にか混み合い、風呂の外にも大勢の見物人が集まってくる。

 

川根温泉・ふれあいの湯

川根温泉・ふれあいの湯

川根温泉・ふれあいの湯

 

川根温泉・ふれあいの湯

川根温泉・ふれあいの湯

川根温泉・ふれあいの湯

 

川根温泉・ふれあいの湯

川根温泉・ふれあいの湯

川根温泉・ふれあいの湯

 

遠くで汽笛が響き、川向うの木々の、更にその向こうに、微かに上る白い煙が見え、その接近を知らせている。

力強いドラフトが川面に響き、鉄路を刻む車輪の音が段々に高くなり近付いてくる。

やがて白い煙を誇らしげに噴き上げ、汽笛一声も高らかに、鉄橋を渡る轟音が辺りに轟く。

 

待ち構えていた人々の口から一斉に歓声が上がり、あちこちでカメラのシャッター音が重なる。

川面に白い煙幕を広げ、鉄橋を渡り終えると、ながい汽笛を響かせて、やがて建物の陰に姿を隠して行った。

束の間のショーが終わると辺りには、虚しいような淋しさと雨音だけが残っていた。

 

 

寸又峡温泉

 

 大井川鉄道大井川線の終点千頭で電車を降り、駅前からバスに乗る。

県道77号線を北上し、途中同鉄道の井川線、奥泉駅に立寄り、その後はひたすら坂を登り終点を目指す。

車窓からは遙か眼下に、大井川の流れと、それに寄り添う大井川鉄道の線路や駅が時折姿を現す。

その一つ、アプトいちしろ駅もやがて見えなくなると、県道は深い山の中の一本道と成る。

 

寸又峡温泉

寸又峡温泉

寸又峡温泉

 

寸又峡温泉

寸又峡温泉

寸又峡温泉

 

寸又峡温泉

森の中にある橋
寸又峡温泉
低い精度で自動的に生成された説明

寸又峡温泉

 

寸又峡温泉

寸又峡温泉

寸又峡温泉

 

寸又峡温泉

寸又峡温泉

寸又峡温泉

 

朝日トンネルを抜け、寸又川に架かる寸又峡橋を渡る頃には、千頭から40分ほどが経過していた。

更に進むと県道77号線のどん詰まりで、行き着いた先が「寸又峡温泉」である。

 

 南アルプスから流れ出る大間川と寸又川の合流する当りに、水力発電を目的に大間ダムが造られた。

そのダム湖の一角に架けられたのが「夢のつり橋」で、下流一帯が名勝・寸又峡である。

何れもこの辺りの観光スポットで、温泉街から夢の吊りはしへはハイキングコースが造られている。

この道は、豊富な森林資源の切り出しに活躍した、森林鉄道の線路跡である。

 

寸又峡温泉

寸又峡温泉

寸又峡温泉

 

寸又峡温泉

寸又峡温泉

寸又峡温泉

 

寸又峡温泉

寸又峡温泉

寸又峡温泉

 

寸又峡温泉

寸又峡温泉

寸又峡温泉

 

寸又峡温泉

寸又峡温泉

寸又峡温泉

 

寸又峡温泉

寸又峡温泉

寸又峡温泉

 

寸又峡温泉

寸又峡温泉

寸又峡温泉

 

 「寸又峡温泉」の歴史は古く、「信玄公隠しの湯」と言われ、その存在は江戸時代から知られていたそうだ。

pH8.9、アルカリ性単純硫黄泉で、微かな硫黄臭が有り、多少滑りけの有るお湯が特徴だ。

温泉成分が肌の角質を溶かす作用のある「美人の湯」は、南アルプスの南端の山間部にひっそりと佇んでいる。

10軒ほどの旅館やホテルが有り、町営の露天風呂「美女づくりの湯」も有る。

 

 

接岨峡温泉

 

「南アルプスあぷとライン」(井川線)の線路際が少し開け、トロッコ列車は接岨峡温泉駅に到着する。

ホームに降り立ち、改札に向かうと、ここではおばさん駅長が観光客を出迎えてくれる。

駅から50m、すぐ目の前にある、「接岨峡温泉 森林露天風呂」の女将さんだ。

 

大井川を挟んで、集落が見えているが、ここは世帯数20戸余りの限界集落とも言われる、奥大井の地である。

長島ダムの完成で、水没する鉄道路線と供に高台に移転、開けた集落で温泉地と言われるが賑わいは殆ど無い。

駅を中心に、民宿や旅館等数軒がひっそりと営業を続けていて、日帰り入浴を受け入れている。

 

接岨峡温泉

接岨峡温泉

接岨峡温泉

 

接岨峡温泉

接岨峡温泉

接岨峡温泉

 

接岨峡温泉

接岨峡温泉

接岨峡温泉

 

 「接岨峡温泉森林露天風呂」は、「若返りの秘湯」と言われる、ナトリウム炭酸水素塩泉の温泉施設だ。

男女別の内湯と露天風呂が有り、安価に泊まれる宿泊施設も併設している。

春は山菜料理、冬は囲炉裏を囲んでぼたん鍋が名物らしく、川魚料理も評判らしい。

北投石の成分が入る内湯は、柔らかく肌当りの良いお湯が特徴で、ゆっくり浸かるのがお勧めだ。

 

接岨峡温泉森林露天風呂

接岨峡温泉森林露天風呂

接岨峡温泉森林露天風呂

 

接岨峡温泉森林露天風呂

接岨峡温泉森林露天風呂

接岨峡温泉森林露天風呂

 

駅を出て井川線の線路を渡り、緩やかに下り湖岸に出て、広い県道を暫く進むとその先に大きな吊橋がある。

「南アルプス接阻峡大吊橋」と名付けられた長さ240mの吊り橋だ。

ここを起点にしたのが、「接岨峡アドベンチャーウォーク 八橋小道」と名付けられた散歩道である。

「ラブロマンスロード」の別名が有り、幾つかの吊橋や、赤い太鼓橋などを結ぶ凡そ2qの小道である。

 

八橋小道ラブロマンスロード

八橋小道ラブロマンスロード

八橋小道ラブロマンスロード

 

八橋小道ラブロマンスロード

八橋小道ラブロマンスロード

八橋小道ラブロマンスロード

 

八橋小道ラブロマンスロード

八橋小道ラブロマンスロード

八橋小道ラブロマンスロード

 

八橋小道ラブロマンスロード

八橋小道ラブロマンスロード

八橋小道ラブロマンスロード

 

八橋小道ラブロマンスロード

八橋小道ラブロマンスロード

八橋小道ラブロマンスロード

 

八橋小道ラブロマンスロード

八橋小道ラブロマンスロード

八橋小道ラブロマンスロード

 

 この「八橋小道」は、若宮神社(男神)と小玉石神社(女神)の両社を結ぶ道である。

この間に、欅橋、栃の木橋、桜橋、水楢橋、桑の木橋、宮沢橋、犬返り橋の8つの吊り橋が連なっている。

新緑や紅葉、静かな湖畔の風景を楽しみながら、1時間程で巡る事が出来る。

「男神」と「女神」の間を、8つの橋を越えて結ぶ事から恋愛成就を祈願する道として知られている。

 

 コースの終点近くには、「接岨峡温泉会館」も有る。

町営の日帰り入浴施設で、隣接して食事処もあるので、散策後の入浴、休憩には丁度良い。

会館からは、歩いて10分程で接岨峡温泉駅に戻る事が出来る。

 



 

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